2010年4月21日水曜日

英国 営繕業務のリサーチ




英国の営繕業務は大体において中央統制主義である。
無論、軍部と印度省などの独立カ所もあるが、
その他はすべて営繕省の統制下にあり、
我が営繕需品局と同様、中央官●の需品を統制し、ことに皇室用品も取り扱い、
しかも我々のところにはない国家管理の建造物の一切の管理の責任を有し、
さらに中央官公所、公式開宴の世話までやっている。

請負関係に関しては●統的習慣と各個人の自制、
一人一業主義による教育訓練が行われ徒業は徹底、
その結果、真の責任を有し、自然と業務に通達し信用を維持している。
総合的請負のようなものはほとんどなく、すべてが分業的に行われており、
その間の接合的業務のようなものは、
政府および各業者の組合などと協定した法律によって厳然明細に区分され、
わずかの誤りもないようだ。
そのあたりに関して私は、官の入札などの惑わしさについて質問したが、
むしろその問いを不思議と受け取られたほどであった。

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