2010年4月22日木曜日

ロンドン郊外の美景




10月25日 
日曜日でとても好い天気である。
予定もなく、欧州の日曜日は公園の他に仕方がないだろうと思案していたら
三井銀行から電話が入る。天気がいいからどこかに案内するとのこと、
これは渡りに船と早速お願いすることにした。

午前11時頃、自動車で迎えに来られ、早速丁君と3人連れで出掛けた。
トラガルファー・スクエアを見てアーチを通り、
バッキンガム宮殿を左に見てハイドパークの側を港外に出る。
景色のいい田舎の風景を賞しながら、ゼラードクルスのゴルフリンクに立ち寄る。
庭園の紅葉した大樹、芝生のスロープのリンクの広いこと、
常緑樹の並木、小川の流れ、チャールストンパーク・ホテルの古い家、赤いツタの壁、
すべてが絵のような景色である。
ここの食堂で大勢の貴族的なゴルファーたちと一緒に昼食をとる。
窓越しに見える外の眺めは実にいい。ここのビフテキは美味かった。

田舎町を右に左に、よい景色の中をハンプトンコートに行く。
英帝の離宮で、外から見たところはほんの邸宅のようだが、内部は相当立派なものである。
歴代皇帝の絵が各部屋に架けられ、家具類は当時のままに配置されている。
全体をゴブラン織りで張りつめた部屋もあった。庭園はイタリア式で見事なものである。
雨が降ったが、緑葉も紅葉も一入だった。
見事な噴水を通してテムズ河を望む景色は実にいい。

帰途、キューガーデンの12層塔を左に見て、リッチモンドパークをドライブする。
自然のままの大公園を乗馬の男女が自由に飛ばしている。
見事な角を持った鹿が放されている。
老樹の鬱蒼とした中を馳駈するさまは、まるで名画を観るようだった。

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