2010年5月15日土曜日

オスロ着、市街を観光する




11月16日 
午前7時頃車掌がパスポートを返しに来た。
窓の外は落葉樹や白樺の密林で、雪が降っている。渓流が白濁している。
木造ペンキ塗りの家が続き、氷結した湖の氷を二尺ぐらいに切り出していた。
オスロ近くの駅で電気機関車に替える。
税関員が来る。やがて午前9時半、オスロ駅に着いた。


オスロはノルウェーの首府で、人口25万くらいの小都市である。
駅から西北へ走る大通りがメインストリートで、その正面の高台に王宮がある。
王宮の前では儀●兵が二人、左右に動作を揃えて歩く。
まるでおとぎの国の兵隊さんのようだ。


ホテル・アストリアのポーターに荷物を渡し、ふらふらと歩いて行く。
ホテルで簡単な朝食を済ませ、例のごとく地図をもらって街に出る。
広場からロイヤルパレス博物館を観て、パレスの裏庭に出る。
二人の子守りが5、6歳の子供をたくさん遊ばせている様子をカメラに納めた。


皆元気で、遠慮なしに集ってきておすましをする。
持っていたチョコレートをわけてやると大手を上げて喜んだ。
街の中から海岸に出る。
街は今、新市街計画を実行中で、大きな市庁舎や付属の建物が建築されている。
所々に新様式の建物があり、古い家とおもしろいコントラストだ。

通りすがりのデパートに飛び込んでみる。見物していたら男の店員が出て来た。
玩具店では玩具の飛行機やセルロイド人形を手にし、これは皆日本から来たのだという。
何か珍しいものはないかと尋ねると妙な形のナイフを出してきた。
ノルウェー人形の鉛筆入れなどを見せられて2、3個買い求めた。




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