2010年6月14日月曜日

オリンピックスタジアム見物




11月29日 
トルコ旅行より無事帰られたM氏の来訪を受け、
私たちの中欧旅行について細々とした注意をいただいた。
各種の準備ができ、氏の親切は感謝に堪えない。

昼頃から氏の案内で郊外のオリンピックスタジアム見物に行く。
今日はよい天気で久しぶりに日光を見る。
大スタジアムおよび後方のフィールド、右側の水泳場、
その他各種単独競技場や野外劇場などを見た。
建物は総石造りで主要な部分には塔や彫像が建てられ、前面には広場がある。
場外からスタジアムに入った。トンネルその他、随分と思いきった設備である。
次回のオリンピックは日本が招来に成功したが、
果たしてこれを越えるような設備ができるかどうか。
M氏の言われるところでは今尚、敷地さえ確定しないらしい。

何事につけても日本はあまりにも意見が多すぎるように思う。
設計にしても意見が対立しているとかで困ったものである。
小異を捨てて国家を基礎とし、大同に協力すべきだろう。
設備なども何もベルリンのものを越すような考えを持つ必要はあるまい。
要は新時代の日本精神を練り込んだ、競技精神に目標を置いた簡素なものでよいと思う。
大きなスタジアムの正面や水泳場に立って、
遠来の日本選手たちが優勝旗を掲げたときの感激的な光景を想像してみる。
傍らの塔身に優勝国および選手の氏名が彫刻され、永遠にその名誉をとどめていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿