2010年6月9日水曜日

ベルリン市街見物、ふたたび



ブランデンブルグ凱旋門をくぐると、
ベルリンでもっとも繁華なウンターデンリンゲンの大通りに出る。
この通りは公園を貫通して東西に走る最長最大の中央道路で、東端は宮殿に至る。
この界隈がベルリンの心臓部である。
官公庁、大学、図書館、寺院、博物館、オペラ座その他、
様々な建築物は皆この近辺にある。
街路の中心にフレデリック大帝の銅像があり、フレデリック橋を渡れば、
右に宮殿、左にドームの寺院があり、広場の横に博物館がある。
宮殿前には河を背にして馬上のウィルヘルム1世の銅像がある。
宮殿を見たが外部は煤けて汚いが、内部はあっさりと堅実に仕立ててある。
カイザーが人民に大戦の布告をしたというバルコニーや、
ネルソンがトラファッガー戦争で乗っていた船材で作り、
布告分を書いたという英国皇帝から送られた机なども見た。
今、カイゼルはセント・ヘレナの配所で悠々自適な日々を過ごしているそうだが、
皇太子やその弟たちはベルリンでナチス党院として活動しているそうである。


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