2010年6月18日金曜日

ベルリン中央銀行を見学




12月9日 
目下、ベルリン市に新築工事中の中央銀行の現場見学に出掛けた。
銀行の●事務所では建築技師に会い、副総裁も来られ模型について説明してくれた。
それから現場の主任技師に連れられて現場を見た。
建物はすでに7割方出来ていて仕上げにとりかかっている。
建坪3万5千平米の5階建てである。
簡単な新様式で、鉄骨コンクリート造の外部は石張り、
階下の壁全面に大彫刻があり、ちょうどその原石を取り付けているところだった。
外国の建物の彫刻は皆、建物に取付けた後に施す。
ここでは鉄骨を被覆するコンクリートはレンガや石などを同時に打ち、
柱や梁が出来た頃には壁面は完成しているわけだ。
地階の防毒層と屋根の防空は説明しなかったが、
図面上で見ると屋上には2重のスラブを打ち、約1メートルの中空が出来ており、
地階は4層で最下部の2層はおそらく防毒装置ではないだろうか。
いずれも平時はガレージにするらしい。鉄骨はもちろんリベッチングだった。

0 件のコメント:

コメントを投稿