2011年4月24日日曜日

パリを名残惜しむ

2月16日 
いよいよ明日はパリを出発、
セルブルグに出てクイーンメリー号で渡米の途につくことになった。
滞在中ご厄介になった諸方へ挨拶に出掛けた。今日は相当の雨で少々寒い。
午前中はそんなことで終え、午後は雨の中を濡れながら
エッフェル塔からナポレオン墓所へ詣で、コンコルド広場に出て、
シャンゼリゼからエトワールの凱旋門などに名残りを惜しむ。
大抵の場所は見尽くしたつもりでも、いよいよ離仏となると
何か見落としているようで心残りである。
凱旋門の下に立ち、雨に霞む十二条の放射線道路、
遠く雨下のマロニエ並木を通じてルーブル美術館を望み感慨無量である。
再び見ることもないこれらの景色を心に留めた。

0 件のコメント:

コメントを投稿