2010年9月23日木曜日

インターラーケンをあとにイタリアへ




正月2日 
8時に目覚める。
昨夜はさすがに疲れたと見え、我ながらよく眠った。
ぐっすりと10時間ぐらい寝たので気持ちがいい。
朝飯前に50通ばかりの年賀状を書き、朝食の後、外へ出た。

今日は曇天であるが、昨日は実に恵まれた登山日和であった。
宿のマダムも「いいチャンスだった、おまえたちの心掛けがいいからだ」
などとお世辞を言っていた。今朝も4、5人の客が昇ったらしいが、

おそらく昨日のようには遠望も効かないだろう。


ここインターラーケンには夜着いたので、町を見るのは今が初めてだ。
山峡の田舎町だが左右を崖谷に挟まれ、
しかも2つの湖の間にある小さな遊園地のようで、
町じゅうがホテルと土産物の店といってよい。
例の屋根の大きい鳩時計のような建物が軒を連ね、
遠望の雪を頂く山を背景に、よくマッチしている。
小雪が降ってきて少し寒い。
途中の土産物店で木彫りの風俗人形などを買って宿に帰る。
娘さんたちを写真に撮ったりして、勘定を済ませて別れる。
別れ際、このホテルの写真入りのチョコレートを一包みくれた。
昨日の返礼だろう。外国では珍しいことだ。
「お前たちの旅行の無事を祈る、早く家族のところへ帰れ」と
マダムが真面目くさって言っていた。

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