2011年6月24日金曜日

Washington 〜ワシントン〜

3月4日
午後2時半、サブでペンシルバニア駅に行った。
駅のさらに地下にサブの改札があり、広場でワシントン行きの往復切符を買う。9ドル。
汽車は満員、プルマンの普通列車で流線型電気機関車であった。
発車間際にまず一服とやっていたら外から窓をコツコツと駅員に注意された。
この車両は喫煙車ではなかったのだ。もっとも私ばかりではなく、
やはり旅行者だろう外国人の婦人も同様に注意されていた。

ハドソンのトンネルを出た辺りから列車は荒んだ工場街を走る。
粗末な木造住宅の小汚い街並が続く。
フィラデルフィアを過ぎるあたりから車窓の景色も良くなる。
午後6時半頃、夜のワシントン・ユニオンステーションに到着した。
とても大きな美しい駅である。駅前の広場に出ると正面には国会議事堂があり、
投光機によって真っ白く光った端麗なドームが闇夜の空にしんとそびえている。

指定されたコンチネンタルホテルは駅前近くで歩いて行った。相当なホテルである。
ロビーは客でいっぱい、部屋も決まり食堂で夕食を済ませ、
夜の市内見物をと外へ出たがあいにくの雨。濡れながら歩いたが次第に雨が激しくなり、
他に歩いている者もなく勧められるままにタクシーに乗り辺りを一巡した。
モニュメントの前から官衛街を横目に繁華街を通ってホテルへ戻る。
明日の天候のことなど気遣いながら就寝する。


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