2010年10月18日月曜日

憧れの地・ローマへの感激

それから坦々とした国道を快走し、スカラサンタ教会を見る。
内部中央にはキリストの血の跡が残る28の神聖階段があり、参拝者は膝行している。
その前の聖ジョバンニ寺院を見る
全体が白色トラバーチンで出来ていて、
パラペット上に多くの彫像が立っている。
すべて紀元前のものだが建築的手法のよくまとまったもので、
今さらながら先人の偉大な努力に敬服堪えない。

この他にも目を奪われる昔日の栄華の跡がいたるところにある。
市全体が博物館といってよいだろう。
鬱蒼とした公園の中には白い大理石の彫像がいくつも建てられ、
噴水がありたくさんの人が休んでいる。そのあいだを通りホテルへ帰った。


あまり急激に色々と見せられて、呆然としてしまった。
しばらくして、これまで夢に描き、憧れ尽きなかった
古都ローマの外郭を見たことに身が震え、
先哲の偉業を目の当たりにしたことで興奮し眠れず、色々と考えさせられた。
ここを欧州に於ける見学の最後にしたことは成功だったと思う。

1 件のコメント:

  1. イタリアを最後の見学地にしたのは、確かに成功かもしれません。
    私はイタリアから船でギリシャに渡ったのですが、同じような歴史的遺物ばかりで、だんだん最初の感激が薄れてしまっいました。
    まだ「ローマの休日」とか無かったから、スペイン広場とか真実の口とか当然行っていないんでしょうね。

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