2010年10月10日日曜日

名所づくしの街を行く

正月6日 フローレンス。 
目覚めると外は雨だったが、朝食を済ませた頃から晴れだした。
迎えの自動車で見物に出る。ここの名所もほとんどが寺院と博物館である。
見るべき寺院だけで16もあるという。
そのほとんどを連れられて歩いたが、すべて覚えていられない。


有名な人物の墓が寺院の床下に納められ、敷石に色々と書かれている。
その上を遠慮なく歩くわけだ。なんともはや。
サンタクロス寺院のミケランジェロの墓も見た。
壁のニッチに氏の半身像を置き、墓下に大理石の棺があり、
その廻りを天女が取り囲んでいる。




ここではドゥオモという大伽藍が第一である。
大きな外部全体が色大理石で、高い正方形の塔がすぐそばに建っている。
内部はすこぶる簡単な構造だが、実に大きく荘厳なものだ。
この近くにある、高い塔の石造りのお城風の建物は市役所である。
中世期の遺物で今なお立派に保存されている。
前の広場には噴水の立派な銅像やたくさんの彫刻が並び、
オープンスタイルの美術館のよう。この市役所からアルノー河に向かった。
両側の建物はウフィツィという美術館で、昔の宮殿である。
内部にはミケランジェロの傑作がある。
今日は日曜日で休館なので明日あらためて観に来ることにした。

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