ケルンは大きな町である。
停車場のすぐ前にはゴシックの大きな寺院、ケルンドーム本山寺がある。
内部にはステファンやロックネルの絵がある。
クリスマスの装飾で大騒ぎしていた。
そこから繁華街を右に左に見ながらライン河岸に出る。
ホーヘンツォーレン橋である。
2本の塔や銅像などをそなえた美術的な鉄道橋だ。
図書館や美術館、博物館などを見て駅に帰る。
午後5時、ベルリン行き特急に乗る。急行料金は3マルク、
ドイツ人土木技師、ナチス将校1名と乗り合わせる。
ドイツ人技師と食堂で向かい合わせてドイツ語と英語で話す。
橋梁の検査に来たのだそうで、部屋でもしきりに何か書いていた。
食堂でやたらとワインを勧めるのには閉口した。
でも、支払いの時、ボーイの釣り銭間違いを注意してくれ、
3マルクばかり助かった。
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